幼稚園 vs デイケア|オーストラリアではどっちを選ぶべき?

オーストラリア子育て事情

 

オーストラリアでは子どもが3歳、4歳になると幼稚園に行き始めます。

日本と同じように働くお母さんは早くから子どもをデイケア(保育園)に預けているので、

幼稚園の年齢になってもそのままデイケアに行かせることが多いです。

けれど、保育園と幼稚園、どちらも選べる立場にいる場合、

どちらに行かせるのがいいのでしょうか。

 

参照:オーストラリアのデイケア、キンディ、保育施設の違いとは

 

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オーストラリアの幼稚園(キンディ)

 

 

ビクトリア州では子どもたちが幼稚園に通う日数、時間は

3歳児は週に3〜6時間4歳児は週に15時間と定められています。

3歳児の場合は週に1日半日ほど、4歳児の場合は週に2、3日。

年少さん(3歳児)から毎日幼稚園に通う日本と比べて少ないですよね。

 

このようにオーストラリアでも幼稚園は働いていないお母さん、

もしくは祖父母などのサポートがある家庭が利用している場合が多いです。

毎日通園するわけではない上、お迎えの時間が15時前後と早い、

そして学校と同じように、夏休みなど年に4回の長期休暇もあります。

そのため周りの助けが望めない場合、働きながら子どもを幼稚園に預けるのは難しいです。

 

 

幼稚園は何のためにある?

 

オーストラリアの幼稚園は、ずっと保護者と過ごしてきた子どもたちの母子分離を促すことと、

その後始まる学校生活に向けての準備の期間のためにあります。

家で自由に振る舞うのとは違い、集団生活の中で規則や社交性を学んだり、

数字やアルファベットを含め、様々な科目の勉強もしたりします。

 

 

オーストラリアのデイケアのキンディ

 

オーストラリアのデイケア(保育園)でも3歳児以降のキンディルームでは

幼稚園のプログラムを取り入れて様々な活動をします。

息子が通っているデイケアでは、

英語、算数、科学、道徳、図工、IT、体育、言語などの科目に分けて

遊びを通して学べるようなカリキュラムを先生が週ごとに作成しています。

オーストラリアではデイケアも場所によって良し悪しがあり、

保育のみを行っている園もあれば、教育を行っている園もあります。

デイケアにより特色があり、自分の子どもが合う合わないもあると思います。

その辺りは実際園長先生と話したり、親側が見定めるべき箇所なので

見学する際はいくつかのデイケアをまわって比べてみてください。

 

参照:オーストラリアのチャイルドケアの1日|選び方とアドバイス

 

 

幼稚園 VS デイケア どちらがいいのか

 

在宅で仕事している私は、息子が4歳キンディに上がる際、

公立の幼稚園に行くか、そのままデイケアに通うか選択肢がありました。

当初は、デイケアに通いながら幼稚園に入れようかと思っていました。

幼稚園は週に2、3日と少ないので、それ以外の平日にデイケアに行ければ、

となんとなく考えていたのですが…

結局、今まで通っていたデイケアのキンディルームにそのまま通うことに決めました。

 

デイケアにそのまま通うことにした理由は以下4つです。

  • 2つの園に通うことになると、園により規則や友達も変わるため子どもの負担になる。
  • 幼稚園の長期休暇は親側の負担が増える。
  • 幼稚園ではおやつやランチを親が用意しなくてはならない。
  • 幼稚園では園と親の関わりが強い(PTAのようなものなど)。

 

両方の園に通うことで、子どもの負担はもちろん増えます。

しかしそれ以上に親側の負担も増えることに気づきました。

 

・長期休暇がある

幼稚園は長期休暇があるので、その間は私も息子と過ごす時間が増えます。

自分の時間があってこそ育児に向き合えている私にとって、それは避けたい。

 

・ランチ持参

幼稚園は、おやつやランチを毎回家から持参しなければいけません。

オーストラリアではランチの定番はサンドイッチ、おやつはフルーツなど

日本のお弁当に比べたらだいぶ楽なのですが、それでも準備がないに越したことはないです。

デイケアでは毎日調理師さんが用意してくれるので、

親にとってはランチの準備の負担がない分、とてもありがたいです。

 

・幼稚園によっては親の関わりが強い

日本の幼稚園と同じように、オーストラリアの幼稚園でも

先生のお手伝いで親もアクティビティに参加したり、

募金活動のためのバザーを行うなどなど、親の関わりがあります。

自然と親同士の関わりも多くなり、園によっては派閥もあったりと、

経験談を聞いているだけで、頭が痛くなってきます。

PTAに進んで参加したり、みんなで何かを作りあげたり成し遂げたり、

そういうのが好きなお母さんもいると思います。

けど私はそういう性格ではないので、親の関わりはできればない方が楽。

 

 

デイケアでは親の関わりもあっさりしているので、人間関係のストレスはなし。

かと言って園側との関わりが足りないと感じることもなく、

必要事項や注意事項は、園長先生や担任の先生からメールで確認、

何かこちらから連絡があれば、対面でもメールでもすぐに対応してくださいます。

年に何回かあるオープンデイや家族デイなどの、デイケア主催のイベントでは、

園側がおもてなしをしてくれて、スタッフさんや他の親御さんたちと談笑しながら

楽しい時間を過ごさせてもらっています。

 

 

幼稚園のメリット

 

このような理由で、息子はそのままデイケアのキンディに通うことにしました。

息子も仲のいい友達ができ、先生たちにもなついているので、

息子のことを考えた選択でもありました。

が、何より私の負担が減る…という自分主体で考えた部分が大きかったです。

 

幼稚園とデイケアを比べて私視線で話をしてしまいましたが、

公立の幼稚園は、各カウンシルが管轄しているので、

設備やカリキュラム、スタッフの質がしっかりしているのがメリットです。

安心して子どもを通わせることができると思います。

そして低所得家庭は料金が無料、もしくは割引されるので、助かるご家庭も多いです。

 

まとめ

 

それぞれの家庭の事情や、お母さん、お子さん自身の性格によっても、

デイケアがいいのか、幼稚園がいいのか、変わってくると思います。

私は息子が1歳になってすぐに、ファミリーデイケアに入れましたが、

お母さんの中には、「子どもと離れるのが寂しい」という理由で、

子どもたちが4歳になったら幼稚園に入れて、

下の子が小学生に上がったら、仕事復帰する予定の方もいます。

または、オーストラリアではわりと多いですが、知り合いのご家族は

奥さんがフルタイムで働き、旦那さんが主夫になりパートタイムで仕事しているので、

下の子は幼稚園に行き、普段は旦那さんの方が子育てを担っています。

 

ふと振り返ると、息子もあと1年、デイケアのキンディクラスに通ったら

来年からは小学校に上がります。

今は他の親御さんたちとの関係もほどよく、負担はありませんが

小学校に行き始めたら、また私にとっても学校と親との関わりだったり、

息子の友達のお母さんたちとの関わりだったり、大変なことが出てくるかな、

とすでに少し構えていたりします。

子どもの成長に合わせて、親もいろいろな面で学び成長の日々です。

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