子どもが好きな人は子育ても得意?|教育現場で働いた私が思うこと

子育て疑問あれこれ

子どもを相手にする職業って色々ありますよね。

保育士さん、幼稚園の先生、学校の先生、塾の先生、学童の先生など。

子どもが好きだから、という理由でその職業に就いている方も多いと思います。

そんな子ども相手の職業の人たちが子育ても得意かと言われれば、

必ずしもそうではない、と私は思います。

自分の経験も踏まえ、

実際子どもができて感じたことや気づいたことがいくつかありました。

 

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子どもが好きは子育て得意?

自己紹介でも少し触れましたが、

もともと私は、サポート教員として子どもと接する職業に就いていました。

サポート教員とは、授業についていけなかったり、

少し補助が必要な子(LD、ASDやADHDの子たちなど)を

クラス内でサポートする先生のことです。

私が周っていたのは、保育園、幼稚園、小学校、中高一貫校で、

一番多く時間を過ごしたのは、保育園と中高一貫校でした。

 

仕事の中で感じたこと

子どもたちと仕事をするのはやりがいも感じたし、とても楽しかったです。

初めて挨拶をした時は距離を取っていた子も、

過ごす時間が長くなるにつれて、懐いてくれたり、悩みを相談してくれたり。

担任の先生じゃなく「くじこがいい!」と慕ってくれることが何よりかわいくて、

頼りにしてくれることが嬉しかったです。

 

私は5年働いていたので、子どもたちの成長を見るのも楽しみでした。

5年といえば、小学校6年生だった子が高校2年生になっています。

年齢によってはとても大きな変化があり、そんな姿を見るのも微笑ましかったです。

そしてお母さんたちに毎回感謝されることにも、嬉しさを感じました。

子ども相手のお仕事、好きだなあと感じていました。

 

転職のきっかけ

私が出産を期に転職をした理由は、仕事が嫌だったわけではなく、

時間を優先したかったのが一番にありました

子育てが始まる中で、今までより時間がなくなるのはわかっていたので、

妊娠前、生活の中の大半を占めていた仕事の時間を削りました。

そして在宅のお仕事に転職して今に至ります。

たぶん子どもを持たない選択をしていたら、

まだ教育の現場でお仕事していたかなと思います。

 

 

子育てを始めて思ったこと

 

外と内では違う

 

まず、保育園や幼稚園、学校に通っている子どもたちって、

家庭内にいる時とは違い、すごく気を張って頑張っています

この辺りは会社にいる大人と同じですよね。

お母さんたちがよく、「家ではもっと大変なんです。」

「ここではそんなに聞き分けいいんですか。」と言ってたのを

自分で育児してみて、初めて実感しました。

 

24時間体制で休憩など区切りの時間がないし、

泣いて騒いでどうしようもないこともあるし、

頑張っても、親だからやって当たり前でとくに感謝されるわけでもなく。

子育てってこんなに大変だったんだって感じました。

 

そして息子も保育園での先生の評価はとてもよく、

「自立していて全然手がかからないわよ」と言われるばかりでしたが、

家ではやんちゃで、3歳になるまでは癇癪も度々あり大変でした。

家での態度と外での態度って全然違うんだろうなと思います。

外ではしっかりしている、というのは良い事なんですけどね。

 

子ども好きと育児好きは、似て非なるもの

私は子どもが好きだし、息子も大好きで大切な存在です。

寝ている顔を毎晩見る度かわいいなと思います。

でも子どもを生んだからと言って、誰しもが育児得意なお母さんに変身するわけではありません。

私は自分の子どもが大事でも子育ては苦手で、何より自分の時間が今でも最優先です。

もちろん私は特殊な例で、保育士さん、先生だから子育てが好きだし楽しい、

という方もたくさんいると思います。

ただ、仕事で子どもと接するのと、自分の子どもを育てるのは違う

ということは、自分の経験からもわかります。

『母親』という要素は100%私を占めているのではなく、ただ一部にすぎません。

私は私がやりたいことがあるし、私の人生が大事。

息子にももちろん幸せになってほしい。

でも子どもの人生と自分の人生はまた別物です。

そんな自分を認め、これからも子どもの自立を見守っていきたいと思います。

 

 

まとめ

 

仕事で子どもと接するのと育児は違う、と言いましたが、

保育園児から高校生の子たちと接することから学んだ

子どもへの対応や対処に関しての知識は経験は、

自分の子どもを育てている今でもとても役に立っています。

だからこそ、子育てを違った目線から見ることもあります。

私は常に自分の時間優先ですが、

子どもと一緒にいる時はいつも笑顔で、愛情表現も毎日かかさずしています。

常に目をかけてあげなくても、自分が子どもに割ける時間に愛情を凝縮させて、

その時間でしっかり子どもに向き合っていれば、何も問題ないと経験から思います。

子どもってそれで充分なんですよね。

子どもにとってお母さんお父さんって、唯一無二の存在です。

私はこれからも自分の気持ちに素直に、

母でいながら、やりたいことをやり続けていきたいと思っています。

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