「子育て向いてない」それでいいじゃない|育児の理想と現実は違う話

子育て疑問あれこれ

物事って何でも向き不向きがありますよね。

専業主婦に向いてる、向いてない。

営業職に向いてる、向いてない。

その人にとっては楽しい、得意なことでも、

他の人にとってそうじゃないことはあり、

それは育児にも当てはまると思います。

 

私は自分が親になる前に、

周りから育児に対する大変さをあまり耳にしませんでした。

みんな人として親として、

子育てって普通にやっていることのように見えました

自己紹介でも書いたように、一般的な知識として子育てが大変、という理解はありました。

だから準備して妊娠出産に臨んだつもりだったし、親になる前は

「子どもは3人はほしいな~」なんて思っていました。

 

けれど実際に子育てをする中で、

「私子育て向いてない。」と徐々に感じるようになります。

そして

 

「子どもは苦手だけど、我が子の育児は苦じゃないし
すごく可愛い。」

「子どもができると自然に母性が出てくるから大丈夫。」

 

という周りの意見や世間の子育て観念と、

自分が感じたことのギャップに

 

くじこ
くじこ

あれ・・・(私っておかしい・・・?)

と感じることが息子が乳児期はよくありました。

 

でも子育てが苦手だと感じる人が実はたくさんいることを知って、

自分は育児が向いてないと割り切れるようになってからは、とても楽になりました。

 

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子育てが向いてないと思う理由

 

思い返せば息子は、どちらかと言えば育てやすい子だったと思います。

でも育児が苦手、子育て向いていない、

これは子どもが生まれたばかりの時から感じたし、

4歳になりあまり手がかからなくなった今でも時に思います。

 

 

自由時間の制限

 

私は趣味も多く、自分が気になったことには

没頭して勉強するのが好きです。

子どもができてからは、当たり前ですが、

その時間が制限されるようになりました。

息子が生まれて1ヶ月くらいは自分のことをした記憶がないです。

授乳、おむつ替え、寝かしつけ、この作業の繰り返しでした。

生後何日かで近所にお散歩をしに外に出たのですが、
新生児との外出エピソードはこちら)

近所をただお散歩する時間が、すごく気分転換になりました。

 

それからネントレが進み、夜に時間を確保できるようになってからは、

夜に自分が好きなことをできるようになりました。

 

 

しかし、子どもができる前のように、

時間を自分が思うように好きなだけ使えるわけではなく

自由な時間にも限りがありました

例えば、昔は夜通し出かけ、

朝に帰ってその日はお昼すぎまで寝ることも可能でしたが、

子どもがいれば、「朝7時に起きてくるから、12時くらいには帰って6時間は寝たいな。」など

その限られた時間の中で、

優先順位の配分をするようになります。

これは昼間も同じで、

子どもが保育園に行っている間に、やるべきことはできますが、

その時間にも限りがあるので、途中でやっていることは中断せざるを得ません

これが時によりとてもストレスに感じます。

 

今は息子も大きくなったので、

家にいる時は一人で遊んだり、犬たちと遊んだりしてくれます。

が、やはり都度

 

くじた
くじた

「お腹空いたー!」

くじた
くじた

「○○がない!どこ?」

くじた
くじた

「△△が壊れちゃた!」

くじた
くじた

「お母さああああああん!こっち来てー!!」

など呼び止められ、

そのたびに自分がやっていることを一度中断します。

特に仕事中や勉強中など、何かに集中している時に中断させられると

 

くじこ
くじこ

(あああ仕事やらせてくれー。一人の時間くれーー。)

 

という思いは沸々と湧いてきます。

 

 

静かな空間が好き

 

子どもが乳児期のころは、

部屋に響き渡る泣き声にストレスを感じました。

今は今でずっと話しかけられたり、

家の中をおもちゃと共に走り回る音を聞いていると

 

くじこ
くじこ

(静かな場所に行きたい・・・。カフェ・・・。)

 

なんて思うことも日常茶飯事です。

耐えることはできますが、単純にうるさい空間が苦手なんだと思います。

でも、外で聞く他の子の泣き声や音は全然気にならないんですよね。

ライブやお祭りなどのイベントの騒がしい感じも好きです。

その時間に限りがあるからかもしれません。

 

 

子どもと遊ぶのが苦手

 

私は前職で子どもと関わるお仕事をしていました。

 

 

仕事で子どもたちと関わるのは好きで、

やりがいも感じていました。

 

けれど子育て中、

赤ちゃんや小さな子どもと遊び続けるのが苦手だと気づきました。

息子と遊ぶのも10分で限界です。

だって子どものごっこ遊びやよくわからない遊び、

正直一緒にやってても楽しくない

だから毎回、「わんちゃんと遊んでおいで!」「お父さんに頼んでみて」

と言ってさりげなく回避しています。

息子が乳児期によく児童館に行っていたのですが、

児童館で会うお母さんたちは、

子どもと遊ぶのがとても上手で、感心していました。

こういうお母さんたちとは、私はやはり違うんだと思います。

例えば友達の赤ちゃんは可愛いと思うし、抱っこしたいし、あやしたりします。

それもきっと時間が限定されているから、素直に可愛いと思えるんでしょう。

この辺りは仕事で感じたことと似ている部分があります。

 

一緒に遊ぶだけが愛情表現ではないと思うので、

お風呂や食事中に今日の出来事を話したり、

スキンシップをたくさん取ったり、一緒に本を読んだり、

ちゃんと言葉でたくさん愛情表現をする。

私なりに自然にできることで息子には大好きだよと伝えるようにしています。

 

 

正解やマニュアルがない

 

これは世間でもよく言われていることです。

妊娠中に母がくれた育児書を何冊か読みました。

イラスト入りでとても読みやすく、

これから始まる育児にわくわくどきどきしていました。

しかし育児書、実際にその通りにはならないものです。

仕事だったらミスがあった時に、

自分でコントロールして対処できます。

けれど育児にはそれが当てはまりません

育児書や誰かの意見で、「こうした方がいい」ということがあっても

それが自分の子どもの性格や環境に当てはまるとは限らないから。

親は子どもに合う方法が見つかるまで試行錯誤の連続です。

 

そして親が困ることって突発的に起こります

それを事前に避けようとしても、

生活の中に子どもの不機嫌スイッチってたくさんあります。

時間がない中、まだ小さな息子とショッピングセンターに行った時、

遊具広場に行くと遊び終わるまで長く時間がかかるため、

避けて自分の用事を終わらせました。

息子も機嫌よくいざ駐車場へ向かおうとした時、

特設の絵本&雑誌コーナーがありました。

そこでトーマスの本を見つけた息子は手にとって「欲しい!」と言いだしました。

 

くじこ
くじこ

ああ、しまった。まさかこんなところに・・・。

 

次の予定に向かうため私が本を戻すと、

息子は癇癪を起こしました。

ここからなだめて連れ帰るのが大変でしたが、

こんな場面って外でも家の中でも

子どもが小さいうちはたくさんあります。

大人だけならスムーズに行くことも、

子どもがいると予期せぬ時間を取られます。

 

しかし育児にマニュアルがないというのは、

それぞれの子どもや家庭に合ったやり方がある

と裏を返せばポジティブな考え方もありますよね。

100家庭あれば、100通りのやり方もあって、

自分なりの育児方針があり、

合っていると思えば周りの声は気にせずそれでいいんです。

私は育児は向いていません。

でもそれを背景に形になった負担のない育児のやり方が、

自分にはしっくりくると納得しています。

 

 

子育てに向いてないと思う人の割合

 

私が子育てに向いていない、と割り切れるようになったのは

親友と出会ってからでした。(親友との出会いはこちらから。)

くじみは私より歳上で、お子さんが2人いる子育ての先輩でもありましたが、

夫婦で上手く育児を分担しており、

彼女自身も親でありながら自由な発想の人です。

だから夜によく一緒に食事に行ったり、

子どもをお互いの夫に任せて、出かけたり、旅行に行ったこともあります。

子育て観念が合うことと、初めて自分の育児に対する考えや価値観を話した時、

子育ての先輩として共感してくれました。

そこで私だけじゃなかったんだって感じたことを覚えています。

 

 

半数以上の親が自覚

 

実際自分は子育てに向いていない、

と思うお母さんお父さんってどのくらいいると思いますか。

小学館さんが運営している はぐくむ というサイトから引用させていただきました。

子どもを持つお母さんお父さん100人にアンケートを取った結果です。

 

【子育てが向いていないと思う】

はぐくむさんのサイトより引用)

 

半数以上の親が自分は子育てに向いていないと回答しています。

理由ははぐくむさんの記事内に書いてあるので、ご覧になってみてください。

 

 

【子育て中に面倒くさいと思った】

はぐくむさんのサイトより引用)

 

子育てを面倒だ、と思ったことがある親は

7割近くにも上ります。

理由を見ると、

「他にやらなきゃいけないことがある」

「自分のペースを乱される」

「子どもの遊びに付き合う時」など、

まさに私が感じていることでとてもわかります。

 

このアンケート結果が世間の全て、というわけではありませんが、

これだけ多くの親が子育てに対して大変、そして自分の時間がない、

と感じていると読み取ることができます。

一方で子育てに向いていると思う方も半数いて、

育児への感じ方は人それぞれです。

 

 

育児は大変

 

子育ての大変さというのは、

昔からどの家庭にもありました。

現に私の母や祖母は

「子どもが小さい頃は大変よ。周りの助けがなくちゃできないよ。」

とよく言っていました。

母は、私たちが幼い頃からバリバリ働いている人だったので、より感じていたと思います。

しかし昔は子育てが大変、ということを周りに口にできない雰囲気がありました。

親だからやって当たり前、という考えが昔の時代の方が強かったです。

現代ではそのような風潮も少しずつ変わりつつあります。

娯楽が増え、デジタル社会になった時代の変化も関係していると思います。

育児の大変さを口にしたり、

ネットで簡単に発信できるようになりました。

私も、自分の周りでは子育ての大変さをあまり耳にしませんでしたが、

ネット上では私と同じような思いをしている人がたくさんいる、と気づきました。

 

誰しも普通にこなしているように見える育児も、向き不向きはある。

そして私は育児が向いてないんだ、

と割り切るようになってからは

育児と私生活のバランスが良くなり、育児に感じていた負担も減りました。

 

子どもがいても自分の時間を作るようにする。

 

そして苦手だと感じることはプロに任せる。

 

お母さんだから、お父さんだからと

何もかも背負わなくても良いということ。

離れて自分がやりたいことをする時間ができるからこそ、

子どもと一緒にいる時はいつも笑顔で向き合えるものです。

もちろん純粋に我が子は可愛いです。

ただそれと育児が向いている、は私の中ではイコールにならなかったです。

 

親になる前は子どもは3人と漠然と思っていましたが、

子育てを経験した今、

自分の時間や自由になるお金を天秤にかけると1人で十分でした。

私にセレブのようにお金があれば、

住み込みのベビーシッターさんを雇えるなど

何か打開策があったかもしれないです。

今は母親でありつつ息子を大事にしながら、

自分がやりたいことをできる生活がとても幸せです。

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