平均年収や時給が高いオーストラリアで働く | 仕事に対する考え方とは

オーストラリア生活

日本と比べ物価が高いオーストラリア。

友達や家族が遊びにくる時も、毎回物価の高さに驚いています。

ヨーロッパと比べ、オーストラリアはあまり物価が高いイメージがないかもしれません。

外食する場合ランチは$20~$30(2000円)、夜は$50(4000円)ほど目安でかかります。

(スーパーの商品など、日常使いするものは日本とさほど変わらないと思います。)

その分、お給料も日本と比べ高くなります。

 

前回の記事で、オーストラリアの平均年収について少し触れたので、

参考:チャイルドケア(保育園)が一日一万円かかるって本当?

延長として、今回はそんなオーストラリアでの

お給料事情仕事に対する考え方についてお話します。

 

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オーストラリアの平均年収

 

オーストラリア国全体での平均年収は2018年、$82400。

今は円高ですが$1=75円計算で約620万円です。

わかりやすいように円表記に置き換えて書いていきたいと思います。

州により、平均年収にも差があり、

一番低い州はタスマニア州で530万円。

一番年収が高い州は首都のキャンベラがある首都特別地域で700万円です。

平均年収700万円、日本に住んでいる方から見たらとても高く感じますよね。

キャンベラは行政区のようなもので、住んでいるのは政府関係の職業の方がほとんどです。

そのため平均年収もオーストラリア国内で一番高くなっています。

 

職業別

 

 

次は職業別に見ていきます。(2018年の統計です。)

 

  • 飲食業 450万円
  • サービス業 480万円
  • 製造業 550万円
  • 事務 560万円
  • 不動産業 570万円
  • 建設業 600万円
  • 運送業 650万円
  • 医療福祉関係 660万円
  • 教育関係 700万円
  • 芸術関係(ダンサー、劇団員など) 620万円
  • 科学技術産業 730万円
  • 公益業(電気、ガス、水) 740万円
  • 金融保険業 750万円
  • メディア関連 770万円
  • 鉱山業 1000万円超

 

どうでしょうか、オーストラリアでは年々平均年収も上がってきており、

去年も過去12ヶ月間で2.6%ほど上がっています。

 

アルバイトなどの時給

最低時給も引き上げられ、現在は$19.49、日本円で1460円です。(2019年時点。)

祝日に働くと時給も2倍、3倍になるので、ワーホリや学生などで来ている方は

祝日も働いてがっつり稼いでいる場合が多いです。

みんながお休みの時は、働く人のお給料を上げる、いい政策だと思います。

時給もこれだけ高いので、日本から出稼ぎにオーストラリアへ、

という若い人もよく聞きます。

私が若い頃流行っていた世界一周の旅に出る人たちなども、

まずはオーストラリアへワーホリで来て、

お金を貯めてから出発するなんて人も多くいました。

 

これだけ平均年収も最低時給も高かったら、日本で働いている人の何倍も働いているの?

と言われれば、そういうわけでもありません。

 

 

仕事に対する姿勢

みなさんのイメージにもあると思いますが、

オーストラリアの人たちは基本的にレイジ―、のんびり屋で怠け者なところがあります。

仕事に対してもゆったり、しかし定時はきっちり守ります。

自分の仕事が終われば定時より早めに帰る人も多く、基本残業もしません。

それは残業代が高く、企業側も払いたくないからです。

終業時間を過ぎても職場にいると

「帰って帰って。家族とゆっくり過ごしなさい。」

と、笑顔で怒られたことが私も何度かあります。

 

そして一緒に働いているとわかるのですが、

仕事に対しては日本と比べ適当なことが多いです。

仕事に置ける時間、約束事、決め事、などなどあってないようなものだなと感じます。

日本で生まれ育った私は、この適当さに最初慣れず、今もたまに苦労しますが、

逆にこのゆるい感じが、働いている分にはいいのかなと思っています。

 

 

有給休暇は義務

 

オーストラリアでフルタイムで働いている場合、

年4週間~5週間の有給休暇が義務化されており、しっかり消化します。

あまりにも有給を取っていないと、上から取るように示唆されます。

 

私が昔いた教育現場では、新卒の先生の年収は$66000(450万円)でした。

パッと見それほど高くないと感じますが、

学校のスタッフはお休みが他の職業より多いです。

部活動などもないので、先生たちは長期休み中も生徒と同じように休みます。

(部活がない代わりに生徒たちは、学校外のスポーツクラブなどに所属します。)

春、秋、冬休みは各2週間ずつあり、夏休みは1ヶ月半~2ヶ月まるまるお休みです。

土日祝日含めると先生たちも年の半分は休日なので、

休みが多いことを考え、時間とお給料を天秤にかけると、それほど悪くないのかなと思います。

 

 

 

仕事観念の違い

日本では会社、仕事は人生の一部

というような位置づけの人が多い印象があります。

オーストラリアでは会社はあくまでお金を稼ぐ場所

 

日本のように、ひとつの会社に長く属すことも少なく、

 

  • 転職社会
  • 入れ替わりが激しい
  • すぐに辞める
  • 忠誠心も特にない

 

というのが特徴のような気がします。

自分に合わない会社だったり、キャリアアップを考えている場合、すぐに転職をします。

何かを我慢してずっと同じ会社にいる、なんてことはありません。

私の場合の転職理由は、もっと時間が欲しかったから、でした。

参考:私が学校勤務からリモート勤務の仕事に転職した理由

 

 

そして会社内で日本と少し違う点が、

 

  • 上下関係がない
  • 年功序列がない(能力で判断)
  • 役職や年齢は関係ない(役職はその人の仕事内容を表すもの)

 

などかなと思います。

 

日本の会社にいる、年齢と態度の大きさだけ重ねた肩書き頼りの上司などあまりいません。

年齢は関係なく、その人自身の能力で役職やお給料なども判断されます。

とてもフェアなやり方だなと思っています。

 

 

まとめ

平均年収に合わせて、一般的なオーストラリアでの働き方について書いてみました。

(オーストラリア全ての人、会社に当てはまるわけではなく、あくまで一般的な話です。)

 

日本でお給料が低い、仕事が見合っていない、上司の理不尽な説教がストレス、

有給が取りづらい、終業後に行きたくもない会社の飲み会がある、等嘆いている方、

オーストラリアでの働き方やライフスタイルをどう感じましたか。

自分がやりたい仕事をして、それなりのお給料をもらい、定時に退社。

終業後や休日は大切な人と過ごしたり、自分が好きなことをする。

そんな生活がここでは普通でごく当たり前のことだったりします。

 

私が自己紹介で日本で働くのには不安がある、と話したのは

そういうところなのかなと、今書き起こしながら考えていました。

 

日本でも少しずつ仕事に対する考え方や環境などが、変わりつつありますよね。

スタートアップやベンチャー企業などはそのような傾向が強い気がしますが、

全体的にはまだまだなのかなという印象です。

もう昔の会社の体制を残すような時代でもない、

と感じる世代が増えていることから

少しずつ日本での仕事に対する観念も変わっていくといいなと思っています。

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