こちらの記事で触れたように、
私がネントレを開始した、息子が生後3週間の時のお話です。
まずは赤ちゃんが一人で寝られる環境づくりが必要です。
親と赤ちゃんが別室で寝るのが一般的なオーストラリア。
職場の同僚から育児環境の話は色々聞いており、
妊娠中に子ども部屋とベッドの準備はしてありました。
けれど、初めての育児。
生まれてすぐの赤ちゃんを一人で寝かせる勇気も余裕もなく、
しばらくは同じベッドで添い寝で寝ていました。
添い寝って赤ちゃんがすぐ寝てくれるし、泣いて起きてもすぐに対処できるし、
側に寝ている安心感もありますよね。
背中スイッチ対策 ネントレ開始
看護師さんの言葉もあり、
(参考:夜泣き対処に効果的!ネントレで子育てストレスを軽減しよう)
息子を一人で寝かせようと思い立ちました。
そして早速その日の夜から、実行しようと決めました。
まだ生後3週間、抱っこではすぐに寝入ってくれたので、

まずは抱っこで寝かせて、ベッドに連れていけば大丈夫かな。
と、その時は安易に考えていました。
ネントレ初日
授乳が終わり、腕の中でコテっと寝た息子。時間帯的にも、

よし、今かな~
と思い、モロー反射を防ぐためにおくるみに包み、子ども部屋のへ連れて行きました。
そーっとベッドに寝かせるも、腕に包まれている感覚がないのがわかるのか、
『ギャーー!!』

・・・・・。
ベッドに寝かせる → すぐに泣きだす →
また抱いて寝かせる → ベッドにそっと置く →
そしてまた泣いて起きる。
俗にいう、背中スイッチ。
これを何度か繰り返し、

む、無理・・・。
泣き声に耐えられず挫折し、結局初日はそのまま添い寝で寝ました。
ネントレ一週目
数日そんな夜を過ごし、
まずはベッドに一人で寝ることに慣れさせようと思いました。
ベビーベッドを主寝室のベッドの横に移動して、
添い寝 → ベビーベッドにずらす
作戦を決行しました。
しかし背中スイッチが敏感な息子は、
腕に抱かれている感覚がないと泣き出し、それもあえなく失敗。

どうしたもんか…先が思いやられる。
と思っていた時、家に遊びに来た義母が
さらっと斬新なアイディアをくれたんです。
背中スイッチ予防 斬新編

赤ちゃんは包まれてる感覚があると安心するのよ。
お腹の中にいた時みたいに、狭いくらいがちょうどいいの。

これなんか、サイズ的にちょうどいいんじゃないかしら~。
と言って、義母が持ってきたものがこちら。
赤ちゃんがちょうど入る大きさのバスケット。
イメージしやすいように、このような写真を選びましたが
実際は洗濯物用バスケット。
このような浅い長方形のものでした。
この洗濯バスケットにブランケットを敷き詰めて、
腕の中で寝ているおくるみに包んだ息子を寝かせました。
すると、お、起きない!
洗濯物用バスケットの中で、気持ちよさそうにすやすや眠る息子…。
(多分まだ腕の中にいると錯覚している。)

昔は家にあるバスケットでも箱でもなんでも、
赤ちゃんが心地よく感じるもので寝かせてたのよ。
子育ての先輩の知恵は侮れません。
お高い新生児ベッドなど買わなくていいんです。
息子が私の腕を離れて、一人で寝ることにまず成功した日でした。
ネントレ二週目
それからというもの、お昼寝も夜の就寝時も、
抱っこで寝かせる → バスケットに寝かせる → バスケットを子ども部屋に運ぶ
という感じで、徐々に一人で寝ることに慣れさせていきました。
バスケット作戦を決行してからは、
生後1ヶ月にして、(一応)息子が子ども部屋で寝るようになり、
私もベッドでのびのびと大の字で寝たり、自由に寝返りをできたので

なんて快適なの!!
と、感動したのを覚えています。
私の腕から離れて寝かせることに成功したネントレ二週目。
長くなりましたので、次はバスケット卒業編から始めたいと思います。
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